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概要 †
キーパッドを廃しタッチパネル主体としたデザインが特徴的である(他にはモトローラなどが同様の端末をリリースしているが、マルチタッチとした点が従来のタッチパネル端末と異なる)。MacintoshシリーズやiPodなどで人気のアップルからの携帯電話ということで、発売前から話題が多く、発売数時間前には各地域のApple Storeには長蛇の列が出来た。
アメリカの試算調査会社iSuppliによると、iPhoneの部品等コストから算出した利益率は最大53.1パーセントである。iPhoneは、従来までの携帯電話と異なり、ユーザー使用月間料金の一定の割合が、オペレータ(アメリカではAT&T)からアップルへ支払われる収入配分方式 (Revenue Sharing) をとっている。従来までの携帯電話は、ほとんど全て端末の売りきりであった。
2007年9月10日には、前日の時点で販売台数100万台となったことを発表された。
主な仕様 †
- 搭載CPUの型番は 339S0030 ARM。システムキャッシュメモリはMobile DDR SDRAM 128MB。
- 無線チップはMarvell社製 88W8686。
- フラッシュメモリはサムスン電子社製が確認されているが、今後変更される可能性もありうる。
- Wolfson Microelectronics社製、WM8758BG Audio Codecを搭載。(D/Aコンバータ)
- マルチタッチスクリーンインターフェース(同時入力1キー)
- スクリーンキーボード (QWERTY)
- 充電可能な内蔵バッテリー
- メッセンジャー機能
オペレーションシステム †
iPhoneのオペレーティングシステムはアップルによって「OS X」と呼ばれている。OS XはCocoaやCore Animationを備えるMac OS X v10.5 のサブセットと目されており、マルチタッチスクリーンによるユーザーインターフェイスを備えている[6]。
オープンソースのDarwinベースで開発環境やAPI等も公開されているMac OS Xと違い、非公開な環境であり基本的にサードパーティの参入は認めていなかった[7]が、 2007年10月17日、スティーブ・ジョブズは2008年2月にiPhoneおよびiPod touch向けネイティブアプリケーションソフトウェア開発キット (SDK) を提供すると発表。サードパーティの参入を認めることとなった。なおアプリケーション開発の自由度については、Symbian OSが採用しているセキュリティを保証するデジタル署名取得のプロセスを引き合いに出し、オープンさと安全性の両立をはかりたいとコメントされているが、実際にどうなるかはまだ発表されていない[8]。
機能 †
- 電話
GSMの提供されていない日本と韓国を除き、世界中で使えるクワッドバンドGSM端末である。850MHz帯、900MHz帯、1800MHz帯、1900MHz帯の4帯域で電話を使う事ができる。
なお、2007年11月28日にAT&TのCEO、ランドール・ステファンソンは2008年にiPhoneをW-CDMAに対応させると述べ、その場合には日本でもFOMA、SoftBank? 3Gでの使用が可能(韓国でもW-CDMAでの使用が可能)と見られる[9]。
- 無線
Bluetooth 2.0による無線PAN、IEEE 802.11b/gによるWi-Fi無線LAN、EDGE(規格上最大473.6kbps)およびGPRS(規格上最大171.2kbps)パケット通信規格による無線WANなど、多様な無線アクセスを内蔵。
- 写真
写真管理ソフトウェアにより写真を、アップロード、表示、メールに添付する事が出来る。
- 動画
3.5インチのワイドディスプレイでテレビ番組、映画などを見ることが出来る。
また、アップルとYouTube?の提携により、iPhoneに最適化された YouTube? が利用可能である。
- インターネット
iPhoneに搭載されたSafariを利用して、Webを閲覧する事が出来る。
- メール
MMSは利用できないが、アップルとYahoo!の提携により、IMAP4 経由でプッシュ配信に対応したYahoo! Mailが利用可能である。その他、一般のPOP3、IMAPメールサーバーに接続することも可能である。AT&Tとの契約とともにAT&Tのメールアドレスが得られるというわけではない。SMSはiChatを思わせる、吹出しを使った対話形式でメッセージが表示される。
- 地図
アップルとGoogleの提携により、iPhoneに最適化されたGoogle Mapsが利用可能である。
- 音楽
音楽ライブラリのレイアウトはこれまでのiPodと変わり、より分かりやすいセクション、大きなフォントになっている。Cover Flowにより、iTunesのようなカバーを写真ライブラリで表示可能である。
また、iTunesにiPhone内の楽曲を着信音に設定する機能を追加する予定。
- センサー
iPhoneは、3つの異なるセンサーを搭載している。
近接センサーで、iPhoneを耳の側に持って行くと、誤作動が起きないようにタッチスクリーンが無効化される。
輝度センサーで、周囲の明るさによって自動的にタッチスクリーンの明るさを調整し、バッテリを節約する。
加速度センサーで、風景モード(横長)と肖像モード(縦長)を自動的に切り替える事が出来る。
- その他の機能
iTunes からAddress Book、E-mailアカウント、ブラウザのブックマークの情報を同期できる。
- iPhoneのカレンダー相当ソフトはiPhone単独での予定の追加機能とパソコンへの再同期をサポートしている。iPodは、曲の再生回数、レイティング、On-The-Go プレイリスト以外のパソコンへの再同期を出来なかった。
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